白物家電
白物家電って、そこに有ることをわからせないほど、さりげなく、快適さを提供するのがあるべき姿だと思う。
最近の日本製家電は、何かと光らせる。
稼働中は、スイッチ周辺を燦々と光らせる。
開発陣は、これだと夜寝る時に眩しいだろうなとか考えなかったのだろうか。
キラキラとボタンが光ってると、日常生活で気になるだろうなとか考えなかったのだろうか。
光ることで目立つ必要はまったく無い。
というより、白物家電の一部が光るのは、とても目障りになる。
そして全社共通で、消灯機能を盛り込んでいないという。
何故なんだろうか。
前例踏襲の結果だろうか。
白物家電に光ることを望んでいる人は、ほぼいないと思う。
起動などの状況が、ストレスフリーで確認できればそれで良い。
燦々と光らせる。
しかも、その光はネットや店舗でチェックしている限りはわかりづらいという。
家に届いて電源をつけて、初めてわかるという。
なぜ光らせるのか。
ジョブズやダイソンなどのトップがいないサラリーマン組織だと、こうなってしまいやすいのか。
変えることを提案できるのはトップの部長だけ。
だけど、部長はそんなことに気付かない。
その光る部分に携わってる人は、できるだけ自分の仕事をアピールしようとする。
結果、いらない光が燦々と光るという。
光ってるところに購入の度にシールを貼るのがとても面倒。
センサー部分が光ってると、シールを貼ることによって、センサーが起動しなくなるという。
顧客の生活を考えて製品を作れてないと思う。